Re〜らぶは、高次脳機能障害に関する認識を深める啓蒙活動を進め、高次脳機能障害の方を含めた、あらゆる障害を持つ方を対象に、福祉施設等の運営を通して行う、自立の促進、生活の質の向上、社会との交流を図り、地域福祉の増進に寄与することを目的としています。
Re〜らぶの事業内容
- (1)特定非営利活動に係わる事業
- 福祉向上のための啓蒙・啓発・研修事業
- 関係機関との連携事業
- 障がいを持った方及び家族等に対する情報提供や相談対応事業
- 地域福祉活動
- 障がいを持った方を対象とした福祉施設運営事業(就労継続支援B型)
- その他、この法人の目的達成のために必要な事業
- (2)その他の事業
- 物品の斡旋及び販売
- 役務の提供
- 会員相互の交流

- 設立準備委員会発足
- 北海道高次脳障害者を支援する会 Re〜らぶ 設立
小規模作業所 Re〜らぶ 運営 - 小規模作業所 Re〜らぶ 札幌市補助金を受ける
- 特定非営利活動法人 Re〜らぶ 設立
(高次脳機能障害者支援団体) - 小規模作業所から地域活動支援センターに移行
- 指定障害福祉サービス事業 認定
就労継続支援B型事業開始
交通事故等による頭部外傷や脳血管障害等による脳の損傷の後遺症として、記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害などの認知障害が生じ、これに起因して、日常生活・社会生活への適応が困難となる障害を「高次脳機能障害」といいます。
いわゆる典型的な身体障害(肢体不自由や視覚障害、聴覚障害など)のように誰もが一見して認識できないことから、「見えない障がい」とも言われます。
そのため、家庭や社会において「単なる怠け者になってしまった」とか、「人が変わったようだ」といった誤解を受けるケースもあります。
Re〜らぶでは、高次機能障がい者やあらゆる障がいをお持ちの方々に社会復帰への支援を最大限惜しみなく手をつくし、そういった方々ための「働く場」「暮らしの場」「心安らぐ場」として、地域に根ざした様々な活動を行っています。
高次脳の脳の働き
- 認知機能
- 知覚、記憶、注意、学習、推理、判断
- 情動機能
- 感情、意思
主な高次脳機能障害の原因
- 脳血管障害によるもの
- 脳血管、くも膜下出血、脳梗塞、脳血栓など
- 脳外傷(頭部外傷)によるもの
- 交通事故、高所からの転落、スポーツ中の転倒など
- その他
- 脳炎、低酸素脳症、脳腫瘍など
- 記憶障害
- 物の置き場所を忘れたり、新しい出来事を覚えていられないために、何度も同じことを繰り返し質問する。
- 注意障害
- ぼんやりしていて、何かをするとミスばかりする。
二つのことを同時にしようとすると混乱する。
- 遂行機能障害
- 自分で計画を立てて物事を実行する事ができない。
行き当たりばったりの行動をする。
- 病識欠落
- 自分が障がいを持っている事に対する認識がうまくできない。
障がいがないかのようにふるまったり、言ったりする。
- 社会的行動障害
- 意欲の低下。
すぐに怒ったり笑ったりし、感情のコントロールが低下する。
すぐに他人を頼るなど依存性が強くなる。
無制限に食べるなど、欲求のコントロールが低下する。